占星術における1年の考え方
こんにちは。
ケーナ・ボクソンです。
前回のブログ記事に、
フォロワーさんからこんな質問が寄せられました。
「2020年になったのに、
2019年の春分図を見るんですね」
そう、現在一般的には、
1月1日を新年として、
グレゴリオ暦にのっとって
カレンダーを作っていますが、
占星術では、
春分~次の春分までを1年として考えます。
今日はその辺のことについて、
解説してみたいと思います。
春分というのは、皆さんご存知、
「昼と夜の長さが同じになる日」のひとつです。
天文学的には、
「黄経が0度」になる瞬間であり、
春分=春分の日、ではありません。
占星術では、
この瞬間をもって牡羊座の始まりとします。
占星術には、
物事が始まった瞬間のホロスコープが、
その後の全体を表す、というルールがあり、
このため、春分=新年の瞬間のホロスコープが、
その後1年間の運勢を表すと考えられているのですね。
ちなみに、春分の瞬間のホロスコープ=春分図は、
主に世相を見るのに用いられます。
国全体のことは、首都の春分図を、
各々の地域のことについては、
その地域の春分図を見ることになります。
ところが、これが個人になると、
春分図ではなく、
ソーラーリターンチャートと呼ばれる、
別のホロスコープを見ていくことになります。
なぜなら、個人の場合は出生年月日が
はっきりとわかっているからです。
その場合も、春分図と同じで、
自分の生まれたときの太陽の位置に、
太陽がもう一度帰ってくる瞬間を、
1年の始まりとします。
これをソーラーリターン、
その瞬間のホロスコープのことを、
ソーラーリターンチャートといいます。
現在は太陽暦で、
私たちは生きていますから、
ソーラーリターンの瞬間は、
お誕生日か、その前後1日になることがほとんどです。
ちなみに、ソーラーリターンチャートは、
出生時刻がわからなくても、
算出することが可能です。
太陽は1日に1度程度しか動かないので、
1日の範囲内であれば、
誤差は診断に大きな影響を及ぼすものではないからです。
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