こんにちは！
ケーナ・ボクソンです。

占い師をしていると、
依存的なお客様に当たることがあります。

こちらの回答に、
「でも」「だって」を延々繰り返し、
話が全く建設的な方向に進まない。

鑑定料が安いと、
この傾向が強まるので、
私は一定の価格設定を
させていただいています。

こういった方を、
しばらく観察して気づいたこと。
今日はそれをシェアさせていただきますね！

 

 

何か悲しいことや、
辛いことがあって、
この世の全てを呪いたくなるような
気分になる時。

人生に何度かはあるかと思います。

あなたに良い友人がいるなら、
その友人に話を聞いてもらったり、
励ましてもらったりして、
立ち直ることができるでしょう。

もちろんそのような時、
友人に話せないような内容であれば、
私達占い師に
話していただくこともできます。

あなたのご友人も、
そして私達占い師も、
あなたに元気になってほしいと思っています。

しかし、
どれだけ前向きな言葉をかけても、
「でも……〇〇だし」
「だって……〇〇だから」と、
「でも」と「だって」を言った瞬間、
その前向きさは、
例外なく後ろ向きになります。

後ろ向きになったのに、
「どうしたらいいと思う？」と
相手に救いを求めても、
出てきた言葉にまた
「でも」と「だって」。

これがいかに不毛な、
負のループにはまっているのか
お分かりいただけるでしょうか？

 

 

もしこれが逆の立場で、
あなたが励ます立場だったらどうでしょう。

あなたが何を言っても
「でも」「だって」
そのうち、
励ます気持ちも失せるでしょう。

投げやりな言葉を聞くのもしんどくて、
サンドバッグになったような
気分になるかも知れないし、
距離を取れば、
「見捨てた」と罵られることも
あるかも知れません。

人は感情が極まった時、
客観的ではいられません。
自分の行動が、
他人にどんな影響を与えているのか、
考える余裕がないのです。

ですが、
それで人を傷つけたり、
欲求の吐け口にしてもいいのでしょうか？

あなたが逆境にある時、
あなたを励ましてくれる人を搾取すれば、
あなたは大切な人脈を
失うことになりかねません。

 

 

もしあなたが逆境にあって、
ここから抜け出したいと思うのなら、
まずは「でも」と「だって」を
封印しましょう。

人をサンドバッグにする
癖のある人というのは、
「でも」と「だって」の常習犯。
この2つを言いたいがために、
人に話しているところがあります。

あなたのネガティブな思いは、
紙にでも書いて破り捨てていただいて。
まずは、前を向きましょう。

そんな気分になれないなら、
空を見上げましょう。

あなたがどんなに辛い時でも、
人も、神様も見ています。
そしてそんな時にこそ、
人は、人の本性を見るのです。

前向きな励ましを、
「クソバイス」と思うくらいなら、
誰かに相談するべきではありません。

大切な人を失うことのないように。
あなたが、幸せでありますように。