こんにちは！
ケーナ・ボクソンです。

「占い師」なんていう、
目に見えないものを扱った仕事をしていると、
こんな言葉を耳にすることがあります。

「何かいいこと、ないですか？」
「いつ頃がいい時期ですか？」

うーーん、やっぱり、
「今は運勢がいいんだ♪」なんて
胸に希望を抱いて
ワクワクして生きていきたいですよねぇ……

だけどね、私の経験上、

「何かいいこと、ないですか？」
「いつ頃がいい時期ですか？」

こんなことを言っている人は、
間違いなく幸運をゲットできません。

どんなに幸運な時期であったとしても、
その幸運期の恩恵を受けることなく、
スルーしてしまうことがほとんどです。

これってもったいなくないですか？

今日は、
幸運を作るためのコツについて、
お伝えしたいと思います。

先に言っておきますが、
この方法を実践できれば、
例え良くない運勢の最中であっても、
幸運に恵まれ、
幸運期には無敵状態になることが可能です。

長くなると思いますので、
ゆっくりと、
何度も繰り返し読んで、
あなたのものにしてくださいね！

 

 

具体的な方法に入る前に、
まず幸運を作るための基本について
確認しておきましょう。

幸運に恵まれる人というのは、
ズバリ、喜びが多い人です。

例えばお中元やお歳暮などで、
何かをいただく機会がありますよね。
もし、それがあなたの好みのものでなかったら、
あなたはどうしますか？

幸運に恵まれない人というのは、
「もうちょっとマシなものをよこしなさいよ〜」
こんなふうに文句を言いながら、
好みでないとわかっているのに、
それを自分で消費します。

「え！？それ以外にどうしたらいいの！？」
そんな声が聞こえてきそうですが、
幸運な人はこうします。

「これは私の好みじゃないけれど、
〇〇さんはこういうのが好きだから、
彼女にプレゼントしよう♪」

あるいは

「うちでは使わないから、
役立ちそうなところに寄付しよう♪」

そんなふうに、
自分には不要なものを、
喜びに変えてしまうのです。

不用品を押し付けるのではなく、
本当に欲しい人に差し上げる。
いただいた方も嬉しいし、
その方が喜んでくれれば、
自分も嬉しい。

「頂き物を回すなんて失礼だ」
そんな考えもありますが、
自分が必要としているものでないものは、
結局は粗末にしてしまうもの。
そのほうがよほどもったいないし、
好みでないものをイヤイヤ消費することで、
あなたの脳は、
そのイヤイヤな状態が「常」であると
記憶してしまいます。

そして、
その「常」を再現しようとする。
するとまた、
好みではないものが届く。

考えただけで
「おえーーっ」ってなりませんか？

 

 

幸運な人というのは、
例え自分にとって嬉しくないことでも、
なんらかの形で
喜びに変えるのがうまい人です。

そして、
どうやったら自分が喜ぶのか、
よく知っている人です。

幸運に恵まれない人は、
例えばブランドもののお財布が欲しくても、
「これは高くて買えない」
「自分には身分不相応だ」
「だからこっちで我慢しよう」と、
どんどん自分に制限をかけていきます。

10万円のお財布と3万円のお財布。
本当に欲しいのが3万円のお財布なら、
迷わずそれを買えばよろしい。
だけど、本当に欲しいのが
10万円のお財布なら、
貯金でもしてそれを買えばよいのです。

自分に制限をかけて、
自分が本当に欲しいものではないものを手に入れても、
「本当はあっちが欲しかった」
その思いは、
間に合わせたものを見るたびに思い出します。
すると、あなたの脳は、
それを「常」と記憶し、
「本当に欲しいものではないものしか
手に入らない状態」を作り出します。

これは引き寄せとか、
不思議な話でもなんでもなく、
「人間は自分が慣れている
行動パターンを再現しようとする」
この基本法則に則っただけの話です。

なので、
自分を喜ばせることが
「常」になっている人は、
常に自分が喜ぶように、
無意識に行動しているのです。
結果、
自分が喜ぶこと＝幸運がやってくる。

無意識というのは怖いもので、
あなたの行動の枝葉末節、
全てに影響を及ぼします。

ランチひとつとっても、
「本当は1500円のコースが食べたいけど、
もったいないから1000円のセットにしておこう」
こんなふうに選択をしてる人は多いです。

時間が限られていて、
コースを楽しむ時間がないとか、
別の理由があるならともかく、
そうでないのであれば、
1500円のコースを楽しめばいいのです。
なんなら、
そのコースにメインを１品追加してもいいじゃありませんか。

「1500円のコースが食べたいけれど、
1000円のセットで我慢する」
そういう行動パターンのある人は、
常に1000円のランチセットを選びます。

1500円のランチコースが選べる人は、
常にそのコースは選びません。
自分が求めていない時は
1000円のセットにしたり、
なんなら公園ランチや自炊ランチなど、
自分の気分や状況に合わせて、
その時自分が最も喜ばしい状態を
常にセレクトすることが可能です。

私が見てきた限り、
経済的な結果だけをいうなら、
両者はトントンか、
1500円のコースを選べる人の方が安上がりです。
しかし満足度は、
全く比較になりません。

ひどい人になると、
「今日はサンドイッチが食べたいのに、
お付き合いで1000円ランチにした」という、
満足度が極めて低いのに、
経済的な損失まであるという
最悪な状態になっていたりします。

あなたはどうですか？

 

 

話がお金に関することばかりになってしまいましたが、
お金に関することでなくたって、
常にあなたが喜ばしいことを
選択していくことは大事なことです。

よくある落とし穴のひとつは、
「他人に振り回される」ということ。

当たり前のことですが、
あなたの喜びはあなたのもの。
あなたが喜ぶことと、
他の人が喜ぶことは、
同じとは限りません。

外でランチする気分じゃないのに、
いつもの仲間に誘われたからつい……というのは、
あなたにもご経験があるでしょうが、
こうやって他人に合わせていると、
「自分よりも他人を優先する」ことが
「常」になってしまい、
自分よりも他人を優先せざるを得ない状況を
招いてしまうことになります。

もちろん、
その人に合わせることが、
あなたにとってすごく喜ばしいことであるなら、
それもよいでしょう。
でも、あなたも人間ですから、
そうでない時もあるはず。
そういう時に無理をしないで欲しいのです。

主婦の方だったら、
夕食の買い物の時に、
「本当はアサリの酒蒸しが食べたいけど、
家族は貝類が嫌いだからな……」
そんなふうに我慢をしてしまうこともあるでしょう。
でも、食べたいものは、
あなたが必要としているもの。
家族には他のおかずを用意するなど、
ちょっと手間はあるかもしれませんが、
あなたの喜びを我慢しないで欲しいのです。

こうしたことは、
とても些細なことですが、
これが積もり積もって、
自分が望まない環境や
人間関係など、
もっと大きなものを招いてしまいます。

そうなって初めて、
どうしたらいいんだろうと悩んでも、
なかなか難しいことが多いのは、
お察しの通りです。

 

 

自分を喜ばせることを意識して、
些細なことでも
喜ばしいものを選択をしていると、
幸運があなた目掛けて
やってくるようになります。

神様から、
幸運というプレゼントが、
宅急便で次々と
送られてくるようなイメージでしょうか。

当たり前ですが、
宅急便には宛先があります。
そしてその宛先は、
「あなた」に指定されています。

もしあなたとよく一緒にいる人に、
次々とプレゼントが届いたら、
あなたはどう思うでしょうか。

「なんであの人だけ！？」
そんなふうに嫉妬するでしょうか。
「すごいね！よかったね！！」
そんなふうに思うでしょうか。

ここで大事なことは、
あなたがどう思うかではなく、
「あなたが幸運を受け取った時に、
あなたの近くにいる人は、
あなたのことをどう思うか？」
ここです。

一緒になって喜べるような人は、
あなたが身につけた
幸運の作り方を教えても、
喜んでそれを実践し、
幸運を作り出すでしょう。

そういう人のそばにいると、
「幸運のおこぼれ」もいただけますし、
さらにどんどん、
大きな幸運が作り出されます。

逆に嫉妬するような人は、
幸運の作り方を知ったところで、
それを信じません。
結果、幸運を作ることができず、
場合によっては、
嫉妬からあなたの足を引っ張ろうとするでしょう。

もうお分かりだと思いますが、
このような人のそばにいても、
あなたの足を引っ張られるだけなので、
早々に離れた方がいいのです。

ひとりでいれば、
あなた次第でいくらでも
幸運を受け取ることができますが、
このような人がそばにいることで、
受け取り損ねることだってあり得ます。

こんな人と一緒にいても、
あなたが喜びを感じることは、
少ないと思いますしね！

小さなことから、
あなたが喜びを感じることで、
あなたを満たしていく。

とても簡単なことですが、
意識していないとできないことでもあるので、
今日からちょっとずつ、
ご自分を喜ばせる選択をしてみてくださいね！