こんにちは！
ケーナ・ボクソンです。

あれが得意、
これには自信がある。
どれもプロとしてやっていけそうな腕前だけど、
いまいちそれらはお金につながらないから、
別のことを仕事にしている。

そう言う人のことを、
器用貧乏と言いますよね。

日本国語大辞典には、
次のように記載されています。

きよう‐びんぼう【器用貧乏】（‥ビンバフ） (形動)
何事につけても、一応はじょうずにできるため、かえって一つの事に集中できずに終わること。いろいろの事を一応はうまくこなすため、かえって大成しないこと。

これによれば、
なんでも上手にできることと、
大成しないことが「＝」とされてますけど、
これって違うと思うのです。

今日はそのことについて、
お伝えしたいと思います。

 

 

権威ある辞典にも、
器用＝大成しないって
さも常識のように書かれちゃってますけど、
これは本当でしょうか？

何かひとつのことに集中しないと、
大成できない。
お金を稼ぐことができない。

しかし、
ひとつのことに集中したからといって
大成するわけではないし、
大成したからといって、
お金が稼げるようになるわけではない。

自分で占い師というビジネスを始めて、
よーーーく知ったのですが、
いくら占いの腕がよかろうと、
それがお金にならない人はいっぱいいる。

逆に、
「こんなんでお金取ってんの！？」というような人が、
ものすごくお金を稼いでいたりする。

多くの人は、
腕さえ良ければお金は稼げると思っていますが、
現実は全く違います。

そもそも、
腕が良ければお金が稼げるのなら、
器用な人は貧乏ではなく、
大金持ちなはず。

何かのスキルがあることと、
それがお金になるかどうかは全く別の話で、
ホロスコープを見ていても、
お金になることと、
生きていく分野や、
やってて楽しいことがズレている人は多いのです。

 

 

昨年末に風の時代に完全に移行しましたが、
それよりも前から、
お金の稼ぎ方が変わってきた……
そんなふうに感じるようになった方も多いかと思います。

今までは、
会社などの組織に所属し、
そこで大きな収益を作ることで、
給料という安定した収入を得ることが
ベストとされてきました。

しかし、
科学技術の発展で、
単純作業はロボットにとって変わられ、
物価の上昇に収入の上昇が追いついていないなど、
さまざまな齟齬が現れ始めています。

「地」の時代は、
モノや物質の時代でした。
大量生産、大量消費、
そのためには組織を作って、
仕事を大きくする必要があった。
だからたくさんの人を雇って、
仕事を大きくしていったけど、
今は大企業ですら、
人を雇う資金的体力がなくなってきています。

そもそも、
借金ありきでのビジネスは、
流動的な風の時代においては
非常に危うい。
むしろ、これからの時代は、
ひとつのことで大きく収益を上げるのではなく、
小さな収益のセクションをいくつも持つこと、
これが大事になってきます。

それは、
どれかがうまくいかなくても、
別の収入の柱が機能していれば、
結果的に安定するからです。

不安定であることは、
これからは不利なことではないのです。

 

 

なので、風の時代というのは、
器用な方にとっては、
まさに追い風。

そもそも、
いろんなことが上手にできるって、
素晴らしいことだと思いませんか？

料理ができる、
絵や音楽が得意、
旅行が趣味、
スポーツが上手、
他にもいろいろありますけど、
これらのことは、
人生を豊かにすることはあっても、
貧しくすることはありません。

多くのことを楽しみながら生きていくのは、
生き方としては全然あり。

むしろ、
風の時代に完全に入った今、
何かを大成させなければならないとか、
大成してないとお金にならないとか、
そういう考えで自分を縛ってしまうと、
ただお金のために辛いことを自分に課して、
苦労をして生きていくことになります。

ただ、
好きなことや得意なことを、
お金にするための知識や勉強は必要。

器用な人は、
知識やスキルを吸収するのが上手な人が多いので、
それを身につけることができれば、
好きなことや得意なことを生かして、
小さな収入をいくつも持つことができます。

そうなれば、
もう器用貧乏ではありません。
場合によっては、
器用貴族も目指せます(笑)。

大事なことは、
好きなことをお金にするための
キッカケを掴むこと。

あなたも、
自分の好きや得意をお金にすることを、
意識してみてくださいね！