孤独を抱えて生きるあなたへ
こんにちは。
ケーナ・ボクソンです。
今日は私の感覚について、
少しお話をしようと思います。
私は、人の孤独を感知してしまう能力があります。
それはまるで匂いのようなもので、
その人にまとわりついて、
離れないものです。
例えば、カレーを食べてきた人は、
「カレーを食べたな」とわかるでしょう。
それと同じで、
強い孤独を抱えた人は、
表面上はどんなに明るくて元気いっぱいでも、
強い孤独の匂いがします。
カレーの匂いは、
ファブリーズでもすればわからなくなるのでしょうが、
孤独の匂いはそうはいきません。
かき消そうと明るく振る舞っても、
そうすることで余計に、
匂いを強めてしまうことすらあります。
だけど、そういう人たちは、
自分の孤独を他人に指摘されることに対して、
ひどく臆病です。
真っ向から言っても、
まず聞く耳を持ちません。
それは恐らく彼らが、
孤独を認めたくないからなのでしょう。
だから、私は、
孤独の匂いを感じる人には、
寄り添うようにしています。
それは、他愛もないこと。
お菓子を差し入れたり、
お茶を淹れたり、
ほんの少し褒めたり、
ただそれだけです。
だけど、彼らが「嬉しい気持ち」になるとき、
孤独の匂いは少し薄まります。
孤独の匂いがわかる、
私以外の人に出会ったことはありませんが、
やたらと明るく、
元気に振る舞う人がいたら、
その人はきっと孤独なひと。
誰かの支えを必要としています。
もし、あなたが、
そんな誰かに気付いたら。
臆せず、寄り添ってみてください。
「私の言葉など必要ないのでは?」
そう思わず、言葉をかけてください。
誰だって、褒められるのは嬉しいものです。
これは、誰かの孤独を
癒すためでもありますが、
そうすることで、その人からは、
「光」がにじみ出てきます。
誰かが、誰かを、
照らす光であるように。
そんな人が増えますように。
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