2024年9月のハイライト

こんにちは!
ケーナ・ボクソンです。

「2024年の星詠み」などで、「2024年に始めたことはうまくいかないかもしれない、しかしそれでも、始めることに意味がある」という趣旨のことを話しましたが、確かに今年の春〜秋にかけては、あまり物事がうまく進まず、ストレスを感じていた人も多かった模様。
転職しても新しい職場で長続きしなかったり、仕事を回すための人手が集まらなかったり。だけど秋分を迎えるあたりから、それでも腐らずにコツコツと前向きな行動をしていた人には、よい知らせが舞い込んできているようです。

季節の花でも早く咲くもの、遅いものがあるように、今まだ辛い時にある方でも、夜明けまであともう少し、なのかもしれません。

占いというものと日々接している中で、とても気をつけていることがあります。
それは、「人は怠ける」ということ。

どれだけ素晴らしい努力を積み上げている方でも、やはり怠け心はあります。少し休むくらいはいいでしょうが、占い師に過剰に持ち上げられてその努力を怠ってしまう例を数多く見てきました。
私は実際の鑑定でもYouTubeでもあまり甘いことは言いません。よい表示があれば伝えますが、「手放しでよい」ということなどほとんどありません。大抵は気をつけるべき点がありますので、そちらを強調することは忘れません。

人目から見て簡単にうまくいったような人でも、その陰では人知れぬ努力をしていることがほとんどです。
しかしそれは、他人の目からは見えません。
そんな、「誰からも褒められることのない日常」の先にしか、望む成果や結果はない。
そんなふうに思います。

春分と秋分は、「分」という字がつくように、分岐点です。秋分は夏と冬を分ける分岐点。
毎年、この春と秋の季節には、道が分かれていく人が多いな、と思います。

人生は誰かと旅をしているようで、その実一人旅です。
ある時期だけ、誰かと旅路を共にすることはあるかもしれません。しかし誰かとずっと一緒なわけではありません。
ある目標を一緒にクリアしたから、もう一緒にいる意味がないから−−理由はさまざまでしょうが、どこかで道が分かれるタイミングはきます。その時に泣いて縋るのではなく、笑顔で「元気でね」と言える関係性こそが、健全な人間関係なのではと思います。

よい秋をお過ごしください。