三浦春馬という人
こんにちは。
ケーナ・ボクソンです。
今回の記事は、特定の人物の、
死と魂について書いたものです。
中には、これを読んで不快になる方も
いらっしゃるかもしれません。
ですので、以下は自己責任で読んでください。
申し訳ありませんが、
この記事に関しては、
いかなるコメントも受け付けませんし、
お返事もしません。
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三浦春馬という人は、
私の中で不思議な立ち位置の人だった。
特段ファンではないし、
顔も好みではない。
イケメンだなぁとは思うけれど、
それ以上でもそれ以下でもない。
好きな番組のMCをしていて、
毎週見る顔ではあったけれど、
出演作をチェックしたりはしない。
だけど、何かを感じる人。
その彼が、亡くなった。
自殺ということらしかった。
正直、芸能人の訃報はよく耳にする。
最近では志村けんがそうだった。
驚いたし、残念には思ったけど、
それ以上の感情はなかった。
5月に友人を見送った時は、
悲しいというより、
辛い病気から解放されてよかったね、
よく頑張ったね、
そういう気持ちだった。
だが、彼は違う。
悲しい。ただただ悲しい。
ただのいち芸能人の死去とは違う。
どうしてこんなにも、
感情を揺さぶられるのか、
自分でもよくわからなかった。
彼の本を呼んだ。
ストン、と、私の目の前に落ちてきた。
国語辞典ほどの厚みのあるその本は、
比較的新しいように見えた。
開くと、何か書かれていたのは、
表紙から1/10ほどで、
残りは何も書かれていない、
さらのページだった。
その本の最後は、
「計画書を書きに帰る」
その一言で締めくくられていた。
彼は、三浦春馬として、
やるべきことはやりつくしたのだ。
この人生で何をするのか、したいのか、
新しい魂の彼にとって、
決めきれないことがたくさんあって、
人生の計画書を途中までしか書かないまま、
この世に降りてきてしまった。
計画書に追記するには、
肉体を脱がなくてはならない。
しかし、若く健康な肉体を滅するには、
それなりの理由がいる。
それで、ああなったのだ、
私はそう理解した。
病死は時間がかかるし、
それ自体が一種の学びだ。
彼はそれは計画していなかった。
事故死や他殺は、
他人にその責めがいく。
だから、彼は自分の手で、
自分を死なせることを選んだ。
だから、三浦春馬は、
もう一度世に出る。
彼が、次の人生で、
何をしたいのか、何を見せてくれるのか、
すごくすごく楽しみだ。
魂の経験を積んだ分、
今生より、もっともっと洗練されているだろう。
またね、三浦くん。
できれば、私がこの世にいるうちに、
また会いたいな。
2件のコメント
ゆずず · 2020-10-20 07:18
たまたま、立ち寄った者です。
信じます。やっと救われました。
もう、雑音を気にせず、涙を拭いて、生きていけます。心が晴れました。有難うございました。
ベリーベリーストロング · 2023-06-01 10:27
YouTubeからのLINE登録一ヶ月、本日たまたま(じゃないんでしょうね)目にとまり二度見してしまいました。あーー、何という巡り合わせ…こちらでこの名前を目にするなんて♪あり得ない事の様でそれもちょっと嬉しかったです。
幼少期からおまじないが日常的に行われていた家で育ち不思議ちゃん入ってるといつからともなく自覚し出しました。
この方の件も三年弱の月日の流れの中でようやく自分なりの解釈で一件落着させた矢先に、ぁー…やっぱりそうなのかな〜と…妙に腑に落ちた私がおります。
投稿者様と同様、私もまた今世でどんな形で出会えるかと、信じる事でワクワクドキドキできます
正直、時を経て今このタイミングでこの投稿に辿り着けたのは私にとって凄く驚きでありそれ以上に奇跡です✨
『コアなファンですか?』と聞かれコアの意味が分からず『?』と満面の笑みで、『実はこの舞台のワンシーズン目のチケットを手にしながらキャンセルし、ツーシーズン目のチケットのキャンセル待ち超、長蛇の列にダメ元で並ぶ程の者です』とも言えず…そして、そんな中途半端な位置の私がチケットを受け取れてその時期の私の最強運を捧げるに値する位、気づかぬ内に彼は私の中では観る価値のある舞台の主役という立ち位置からこの役者以外は観たくないと逆転してしまったのです。
あの日の速報映像の衝撃は同日の関東圏の土砂降り雨とどちらが真実なのか、報道を疑ってしまう程、夢うつつ状態、受け入れられない状態がずっと続いておりました。
今、あらためてポジティブに捉えられている自分を信じさせて頂くことができました♪
ありがとうございます